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休職中は無給になる?活用できる制度を徹底解説!

[2025.09.16]

 1. はじめに ― 休職とお金の不安

体調を崩して休職を考えたとき、最初に頭をよぎるのが「収入はどうなるのか」という現実的な問題です。
うつ病や適応障害、不安障害で休職を希望する患者さんの多くが「生活費が不安で休めない」と訴えます。

👉 実は、休職中に活用できる制度は複数あり、無収入になるとは限りません。
この記事では、休職中の給与事情と、利用できる制度を徹底解説します。


2. 休職すると給与はどうなる?

多くの企業では 休職=給与の支払いなし(無給) となります。
これは法律上「使用者が労務を提供しない限り賃金を支払う義務はない」とされているためです。

ただし、

  • 会社が独自に「休職手当」を設けている場合

  • 公務員や大企業で共済組合に加入している場合

には一定の給与が保障されるケースもあります。
👉 まずは就業規則を確認することが大切です。


3. 休職中に利用できる代表的な制度

休職中に無給となった場合、次の制度を利用することで生活を支えることが可能です。

  • 傷病手当金(健康保険)

  • 会社独自の休業補償制度

  • 公務員・共済組合の給付

  • 雇用保険の給付(退職後)

  • 自立支援医療制度(精神疾患治療の医療費軽減)

  • 生活支援制度(生活保護や貸付制度など)


4. 傷病手当金 ― 休職中の生活を支える柱

支給条件

  1. 健康保険に加入していること

  2. 業務外の病気やけがで働けないこと

  3. 連続して3日間休み、4日目以降も仕事に就けないこと

  4. 給与が支払われていないこと

支給額

標準報酬日額の 3分の2 が、最長 1年6か月 支給されます。
例:月収30万円 → 傷病手当金 約20万円

👉 実際には「月収の6〜7割が確保できる」と考えるとイメージしやすいでしょう。


5. 会社独自の休業補償

大企業や外資系企業の中には、休職期間中も給与の一部を補償する「企業独自の制度」を設けている場合があります。
例えば「休職3か月までは満額支給、その後は8割支給」など。


6. 公務員や共済組合の給付

公務員は一般企業よりも手厚い制度が用意されています。
病気休暇制度があり、給与の一定割合が支給されるため、経済的に安心して治療に専念できる環境があります。


7. 雇用保険の活用

休職中は失業給付を受けられませんが、退職後に体調が安定すれば雇用保険から 失業手当 を受け取れます。
また、病気で求職活動ができない場合は「傷病手当」として延長給付が受けられることもあります。


8. 自立支援医療制度

精神科・心療内科に通院している方は、自立支援医療制度を活用することで医療費の自己負担が3割から1割に軽減されます。
👉 「薬代や通院費の負担が重い」という不安を大きく減らせます。


9. 制度利用の流れ ― 実際にどう動く?

  1. 医師の診断を受け、診断書を発行してもらう

  2. 会社に提出し、休職申請を行う

  3. 健康保険組合に「傷病手当金支給申請書」を提出

  4. 医師が「労務不能証明書」を記入

  5. 支給開始まで1〜2か月かかることもあるので、当面の生活費を調整しておく


10. 臨床例から見る「制度を使って安心できたケース」

ケース1:30代男性(営業職)

過労からうつ病を発症。休職により給与はゼロになったが、傷病手当金で月収の7割を確保。経済的に安心できたことで治療に専念でき、半年後に復職。

ケース2:40代女性(事務職)

不安障害で休職。自立支援医療制度を利用し、薬代が1/3に。金銭的負担が軽くなり、不安感が減って治療を継続できた。


11. 休職中にやってはいけないこと

制度を使っている間は「療養に専念すること」が条件です。
副業は支給停止につながる可能性があります。


12. 家族や周囲ができる支え

「休職=逃げ」ではなく「治療の一環」であることを一緒に理解することが大切です。
経済的な不安を共有し、制度の申請をサポートすることが安心感につながります。


13. よくある質問(FAQ)

Q. 休職中は完全に無給ですか?
👉 基本的に無給ですが、傷病手当金や会社制度で補償があります。

Q. 傷病手当金はいつまで出ますか?
👉 最長1年6か月です。

Q. 医療費はどうなりますか?
👉 自立支援医療制度を使えば1割負担になります。

Q. 横浜・関内・馬車道・桜木町で相談できますか?
👉 はい。当院「ココロセラピークリニック横浜関内馬車道」で制度利用のサポートも行っています。


14. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職相談できる場所

当院では、うつ病・適応障害・不安障害などによる休職サポートを多数行ってきました。

  • 🚉 駅近で通いやすい(関内・馬車道すぐ、桜木町からも徒歩圏)

  • 🌱 人通りが少なく落ち着いた環境

  • 🖥 オンライン診療対応

  • 💳 自立支援医療制度で費用安心

  • 🤝 診断書作成や制度の申請サポートも可能


15. まとめ ― 休職は「治療と準備の時間」

休職は決して逃げではありません。
制度を活用すれば、経済的な不安を減らし、安心して治療に専念できます。

👉 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職や制度利用を考えている方は、
ココロセラピークリニック横浜関内馬車道にぜひご相談ください。

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