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休職は逃げることではない!

[2025.09.10]

目次

  1. はじめに ― 休職は弱さではない

  2. なぜ「休職=逃げ」と思ってしまうのか

  3. 休職が必要になる心の病気とは

  4. 放置するとどうなる? ― 悪循環のリスク

  5. 休職を決断するメリット

  6. 実際の臨床例から学ぶ休職の意味

  7. 自分でできる準備とセルフケア

  8. 心療内科で受けられるサポート

  9. 薬物療法(SSRIなど)と治療の実際

  10. 職場への伝え方と診断書の役割

  11. 家族や周囲ができる支援

  12. よくある誤解とFAQ

  13. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職相談できる場所

  14. まとめ ― 休職は「回復への第一歩」


1. はじめに ― 休職は弱さではない

「休職を考えているが、逃げだと思われるのではないか」「同僚に迷惑をかけるのがつらい」
多くの方がこうした思いを抱えながら限界まで働き続けています。

しかし、休職は弱さや逃げではなく、回復のための大切な選択肢です。身体の病気で入院や療養が必要になるのと同じように、心の病気でも休むことは必要です。


2. なぜ「休職=逃げ」と思ってしまうのか

日本社会には「我慢することが美徳」という価値観が根強くあります。
特に仕事においては「自己管理ができない」「甘え」と誤解されやすいのです。

しかし、心の不調は本人の意思や努力で解決できるものではなく、脳や自律神経の働きが乱れる「病気」です。病気である以上、治療と休養が必要になります。


3. 休職が必要になる心の病気とは

頭が働かない、集中できない、眠れない、涙が止まらない…。こうした症状の背景には、

  • うつ病

  • 適応障害

  • 不安障害

  • パニック障害

  • 自律神経失調症

などが隠れていることが多いです。


4. 放置するとどうなる? ― 悪循環のリスク

「もう少し頑張れる」と無理を重ねると、症状は悪化し、最終的に長期の休職や退職に至ることもあります。

さらに、抑うつや不安が慢性化し、社会復帰が難しくなるケースも珍しくありません。


5. 休職を決断するメリット

  • 心身をリセットできる

  • 病気の悪化を防げる

  • 治療に専念できる

  • 将来的にスムーズに復職しやすい

👉 休職はキャリアを守るための前向きな選択です。


6. 実際の臨床例から学ぶ休職の意味

ケース1:30代男性(営業職)

強い不安と不眠が続き、限界を超えて倒れ救急搬送。診断は適応障害。2か月の休職とSSRI治療で症状が改善し、段階的に復職に成功。

ケース2:40代女性(事務職)

うつ病で出勤困難。休職に罪悪感を抱えていたが、家族の理解を得て休むことを決断。半年後、元気を取り戻し、職場復帰できた。


7. 自分でできる準備とセルフケア

休職前後には、生活リズムを整え、朝日を浴び、軽い運動を取り入れることが大切です。

また、気分の変化や体調を日記に記録することで、回復の実感を得やすくなります。


8. 心療内科で受けられるサポート

心療内科では、診断・治療だけでなく、休職や復職を見据えた支援を行います。

診断書作成、復職プラン、再発予防のための生活指導など、総合的なサポートが可能です。


9. 薬物療法(SSRIなど)と治療の実際

休職中の治療では、必要に応じて薬を使います。
特に SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬) は、不安や抑うつを改善する効果があり、依存性もないため安心して使える薬です。

  • パロキセチン(パキシル®):抗不安効果が強い

  • フルボキサミン(ルボックス®/デプロメール®):社会不安障害にも効果

  • セルトラリン(ジェイゾロフト®):幅広い不安・抑うつに適応

  • エスシタロプラム(レクサプロ®):副作用が少なく飲みやすい


10. 職場への伝え方と診断書の役割

「休職したい」と伝えるのは勇気が必要です。
診断書があることで、本人の状態を医学的に説明でき、会社も対応しやすくなります。

診断書には休養期間や配慮が必要な理由が明記され、職場との橋渡しになります。


11. 家族や周囲ができる支援

「怠けている」と誤解せず、「回復のために必要な休養だ」と理解することが重要です。

無理に励まさず、安心して休める環境を整えてあげましょう。


12. よくある誤解とFAQ

Q. 休職はキャリアに悪影響ですか?
👉 治療せずに働き続ける方が大きなリスクになります。

Q. 休職は逃げでは?
👉 いいえ。心の病気に対する正当な治療行為です。

Q. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職の相談はできますか?
👉 はい。当院で診断書発行や治療を行っています。


13. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職相談できる場所

ココロセラピークリニック横浜関内馬車道では、うつ病・適応障害・不安障害などによる休職相談を多数行っています。

  • 🚉 駅近で通いやすい(関内・馬車道すぐ、桜木町からも徒歩圏内)

  • 🌱 人通りが少なく落ち着いた環境

  • 🖥 オンライン診療対応、自宅からも相談可能

  • 💳 自立支援医療制度で費用面も安心


14. まとめ ― 休職は「回復への第一歩」

休職は決して逃げではありません。心を守り、再び前を向くための大切な治療の一環です。
「限界かもしれない」と感じたら、まずは医療機関に相談してください。

👉 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職を検討している方は、
ココロセラピークリニック横浜関内馬車道へお気軽にご相談ください。

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