休職は逃げることではない!
目次
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はじめに ― 休職は弱さではない
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なぜ「休職=逃げ」と思ってしまうのか
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休職が必要になる心の病気とは
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放置するとどうなる? ― 悪循環のリスク
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休職を決断するメリット
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実際の臨床例から学ぶ休職の意味
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自分でできる準備とセルフケア
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心療内科で受けられるサポート
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薬物療法(SSRIなど)と治療の実際
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職場への伝え方と診断書の役割
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家族や周囲ができる支援
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よくある誤解とFAQ
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横浜・関内・馬車道・桜木町で休職相談できる場所
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まとめ ― 休職は「回復への第一歩」
1. はじめに ― 休職は弱さではない
「休職を考えているが、逃げだと思われるのではないか」「同僚に迷惑をかけるのがつらい」
多くの方がこうした思いを抱えながら限界まで働き続けています。
しかし、休職は弱さや逃げではなく、回復のための大切な選択肢です。身体の病気で入院や療養が必要になるのと同じように、心の病気でも休むことは必要です。
2. なぜ「休職=逃げ」と思ってしまうのか
日本社会には「我慢することが美徳」という価値観が根強くあります。
特に仕事においては「自己管理ができない」「甘え」と誤解されやすいのです。
しかし、心の不調は本人の意思や努力で解決できるものではなく、脳や自律神経の働きが乱れる「病気」です。病気である以上、治療と休養が必要になります。
3. 休職が必要になる心の病気とは
頭が働かない、集中できない、眠れない、涙が止まらない…。こうした症状の背景には、
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うつ病
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適応障害
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不安障害
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パニック障害
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自律神経失調症
などが隠れていることが多いです。
4. 放置するとどうなる? ― 悪循環のリスク
「もう少し頑張れる」と無理を重ねると、症状は悪化し、最終的に長期の休職や退職に至ることもあります。
さらに、抑うつや不安が慢性化し、社会復帰が難しくなるケースも珍しくありません。
5. 休職を決断するメリット
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心身をリセットできる
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病気の悪化を防げる
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治療に専念できる
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将来的にスムーズに復職しやすい
👉 休職はキャリアを守るための前向きな選択です。
6. 実際の臨床例から学ぶ休職の意味
ケース1:30代男性(営業職)
強い不安と不眠が続き、限界を超えて倒れ救急搬送。診断は適応障害。2か月の休職とSSRI治療で症状が改善し、段階的に復職に成功。
ケース2:40代女性(事務職)
うつ病で出勤困難。休職に罪悪感を抱えていたが、家族の理解を得て休むことを決断。半年後、元気を取り戻し、職場復帰できた。
7. 自分でできる準備とセルフケア
休職前後には、生活リズムを整え、朝日を浴び、軽い運動を取り入れることが大切です。
また、気分の変化や体調を日記に記録することで、回復の実感を得やすくなります。
8. 心療内科で受けられるサポート
心療内科では、診断・治療だけでなく、休職や復職を見据えた支援を行います。
診断書作成、復職プラン、再発予防のための生活指導など、総合的なサポートが可能です。
9. 薬物療法(SSRIなど)と治療の実際
休職中の治療では、必要に応じて薬を使います。
特に SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬) は、不安や抑うつを改善する効果があり、依存性もないため安心して使える薬です。
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パロキセチン(パキシル®):抗不安効果が強い
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フルボキサミン(ルボックス®/デプロメール®):社会不安障害にも効果
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セルトラリン(ジェイゾロフト®):幅広い不安・抑うつに適応
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エスシタロプラム(レクサプロ®):副作用が少なく飲みやすい
10. 職場への伝え方と診断書の役割
「休職したい」と伝えるのは勇気が必要です。
診断書があることで、本人の状態を医学的に説明でき、会社も対応しやすくなります。
診断書には休養期間や配慮が必要な理由が明記され、職場との橋渡しになります。
11. 家族や周囲ができる支援
「怠けている」と誤解せず、「回復のために必要な休養だ」と理解することが重要です。
無理に励まさず、安心して休める環境を整えてあげましょう。
12. よくある誤解とFAQ
Q. 休職はキャリアに悪影響ですか?
👉 治療せずに働き続ける方が大きなリスクになります。
Q. 休職は逃げでは?
👉 いいえ。心の病気に対する正当な治療行為です。
Q. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職の相談はできますか?
👉 はい。当院で診断書発行や治療を行っています。
13. 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職相談できる場所
ココロセラピークリニック横浜関内馬車道では、うつ病・適応障害・不安障害などによる休職相談を多数行っています。
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🚉 駅近で通いやすい(関内・馬車道すぐ、桜木町からも徒歩圏内)
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🌱 人通りが少なく落ち着いた環境
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🖥 オンライン診療対応、自宅からも相談可能
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💳 自立支援医療制度で費用面も安心
14. まとめ ― 休職は「回復への第一歩」
休職は決して逃げではありません。心を守り、再び前を向くための大切な治療の一環です。
「限界かもしれない」と感じたら、まずは医療機関に相談してください。
👉 横浜・関内・馬車道・桜木町で休職を検討している方は、
ココロセラピークリニック横浜関内馬車道へお気軽にご相談ください。
