動悸・息苦しさはパニック障害が原因かも?
「急に胸がドキドキして苦しくなった…」
「呼吸がうまくできない感じがして、今にも倒れそうだった…」
「このまま死んでしまうのでは、と不安でいっぱいになった…」
そんな経験はありませんか?
体に明らかな異常が見当たらないのに、突然、強い動悸や息苦しさ、めまい、発汗などに襲われる。このような症状が繰り返し起こる場合、それは【パニック障害】の可能性があります。
この記事では、心療内科医の視点から「パニック障害」についてわかりやすく解説し、症状の特徴や受診の目安、治療法、そして心のケアの方法まで丁寧にご紹介します。
パニック障害とは?
パニック障害は、不意に強い不安発作(パニック発作)を繰り返し経験する精神疾患です。
以下のような症状が代表的です:
⚫️ 突然の動悸や胸の痛み
⚫️ 息苦しさ、喉の詰まり感
⚫️ めまいやふらつき、手足の震え
⚫️ 発汗、顔の火照り、冷や汗
⚫️ 「自分が壊れてしまう」「死んでしまうかもしれない」という恐怖
多くの人が最初は「心臓発作かも?」「呼吸の病気では?」と考え、救急外来や内科を受診しますが、検査では異常が見つからないことがほとんどです。
なぜ発作が起きるの?
パニック発作は、ストレスや不安、心身の疲労が蓄積されることで、脳の「扁桃体(へんとうたい)」という感情を司る部分が過敏に反応してしまうことが関係していると考えられています。
つまり、身体の危険を察知するセンサーが「誤作動」を起こし、「命の危機!」と脳が誤認してしまうのです⚡️
放置するとどうなる?
パニック障害を放っておくと、以下のような生活への支障が出てくることがあります。
☑️ 電車やバスに乗るのが怖くなる
☑️ 人混みや狭い空間を避けるようになる
☑️ 一人で外出できなくなる
☑️ 外出そのものが困難になる「広場恐怖症」を伴うようになる
その結果、仕事や学校に行けなくなったり、人間関係が希薄になったりと、生活の質(QOL)が大きく下がってしまいます📉
パニック障害と間違えやすい疾患🩺
🔸 心臓病(狭心症、不整脈)
🔸 呼吸器疾患(喘息、過換気症候群)
🔸 甲状腺機能亢進症
🔸 低血糖症
これらと見分けるためにも、まずは内科で検査を受けて問題がなければ、心療内科・精神科への相談が適切です。
心療内科でできること🌸
当院のような心療内科では、以下のようなサポートを行っています:
🔹 丁寧なカウンセリング🧑⚕️
🔹 抗不安薬・抗うつ薬などの薬物療法💊
🔹 再発予防のための生活指導☘️
🔹 広場恐怖がある方への外出支援アドバイス🚶♀️
「薬は怖い…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、適切な使い方をすれば依存のリスクは低く、早期回復のための有効な選択肢になります。
自分でできるセルフケア🌿
🔸 ゆっくり深呼吸をする
パニック発作が起きたら、まずは「深く吐くこと」に意識を集中してみましょう。腹式呼吸は自律神経を整え、不安を和らげてくれます🌬️
🔸 今いる場所が「安全」であることを確認
「ここにいても大丈夫」「命に関わる状況ではない」と自分に優しく声をかけてください🫂
🔸 体を温める
カフェインを避け、温かい飲み物やお風呂などで体をリラックスさせるのも効果的です🛁☕
🔸 ストレス発散を習慣にする
ウォーキングや日記、ストレッチ、アロマなど、自分に合った方法で少しずつ気分転換を取り入れていきましょう🧘♀️📔🌺
🌸ココロセラピークリニック横浜関内馬車道より
「もしかしてパニック障害かも…」「このままでは日常生活が続けられない…」
そんなお悩みを抱えている方、どうかひとりで我慢しないでください。
当院では、動悸・息苦しさ・不安感など、パニック障害に関するあらゆる症状に、あたたかく丁寧に対応しております🌸
☘️ 夜まで診療しており、お仕事帰りにも通いやすい体制
☘️ 横浜・関内・馬車道駅からアクセス良好
☘️ 予約が取りやすく、初診もスムーズ
☘️ うつ病・不眠症・不安障害・適応障害など幅広く対応可能
診察では患者さま一人ひとりの気持ちを大切にし、薬の処方だけでなく、生活に寄り添ったアドバイスも行っています。
🌟「心が苦しい」と感じたら、それは「心が助けを求めているサイン」かもしれません。
まずはお気軽にご相談ください。