メニュー

転職・異動で体調を崩したら読むべきこと🌿

[2025.08.10]

「新しい環境に変わった途端、体が重くて動けなくなった…」
「眠れない、食べられない、いつも涙が出てしまう…」
そんなつらい気持ちを抱えてはいませんか?😔

転職や異動は、キャリアのステップアップとして歓迎すべき瞬間である半面、大きな心身のストレスになります。この時期に体調を崩してしまったとしても、それは決して“弱い人”だからではありません。

転職や部署異動のあとに起きやすい「不眠・動悸・息苦しさ・朝起きられない・涙が出る」などの不調を、心療内科・精神科の視点でわかりやすく整理しました。
この記事では原因、セルフケア、受診の目安、職場への伝え方まで解説していきます。


目次

1. はじめに — 転職・異動後に体調を崩すのは珍しくない
2. なぜ不調が出るのか — ストレスと自律神経の関係
3. よく見られる症状と考えられる病気
4. 実際によくあるケース
5. 今すぐできるセルフケア
6. 心療内科で受けられる診療とサポート
7. 職場への相談・配慮の求め方
8. 受診の目安とタイミング
9. ココロセラピークリニックの特徴
10. まとめ


1. はじめに — 転職・異動後に体調を崩すのは珍しくない🌱

新しい上司・同僚、初めての業務、評価基準の変化、通勤時間や勤務形態の変更。
転職や異動は前向きな選択であっても、生活の土台が大きく揺らぐイベントです。

適応の過程では自律神経が乱れやすく、短期的には睡眠・食欲・集中力・気分の安定に影響が出ます。
これは「弱さ」ではなく、変化に対する自然な反応です。


2. なぜ不調が出るのか — ストレスと自律神経の関係💡

慢性的な心理的ストレスは、交感神経の過活動と副交感神経の低下を招きます。
その結果、心拍上昇・筋緊張・胃腸運動の低下・睡眠の質の悪化が起き、次のような症状につながります。

・ 😴 寝つけない/途中で目が覚める/早朝覚醒が続く
・ 🌅 朝の強い倦怠感、頭がぼんやりして働かない
・ ❤️‍🔥 動悸や息苦しさ、胸のざわつき、めまい
・ 🍽 食欲低下、胃の不快感、下痢や便秘
・ 😢 憂うつ・不安・イライラ・涙もろさ

さらに「失敗できない」「評価されたい」といったプレッシャーが重なると、脳は常時覚醒モードになり、休んでも回復しにくい悪循環に入ります。


3. よく見られる症状と考えられる病気

・適応障害
明確なストレス因(人間関係、業務量、評価プレッシャー)に反応して、不眠・不安・抑うつが出現。
原因から離れると軽快しやすいのが特徴です。

・うつ病
興味・喜びの喪失、意欲低下、強い倦怠感、集中力低下、自己評価の低下、睡眠・食欲の変化が2週間以上持続。
朝が特につらい「日内変動」が目立つこともあります。

・不安症/パニック障害
予期不安、動悸・呼吸苦・めまいなどの発作。
再発への恐れで外出・通勤回避や広場恐怖が生じることも。

・自律神経失調症(心身症)
検査で異常が乏しいのに、頭痛・胃腸障害・倦怠感・発汗・手足の冷えなど多彩な身体症状が長引きます。


4. 実際によくあるケース📌

・ケース1:評価基準の急変で適応障害に
異動後、上司の指導スタイルや評価ポイントが一変。
「これまでのやり方」を否定される体験が続き、自責と不眠が悪化。
早期受診で環境調整と短期的な薬物療法を併用し、段階的復帰で再適応に成功。

・ケース2:転職直後の業務過多からパニック発作
裁量は増えたが、実質的な労働時間が延び、休日もメール対応。
睡眠不足が積み重なり通勤電車で発作。
発作対処法と業務線引きの再設計で再発予防。

・ケース3:人間関係の軋轢からうつ病へ
陰口や孤立を契機に、食欲低下と体重減少、早朝覚醒が持続。
休職と治療で症状改善後、配置換えと働き方再設計により復職。


5. 今すぐできるセルフケア🍀

・睡眠衛生:体内時計を戻す

 ⏰ 起床時刻を固定(休日も同じ)
 🌞 起床直後にカーテンを開けて朝光を浴びる
 🛁 就寝90分前のぬるめ入浴
 ☕ カフェイン・アルコール・就寝前スマホを控える

・軽い運動と呼吸

 🚶‍♂️ 通勤の一駅分ウォーク
 🌬 腹式呼吸(4秒吸気-4秒停止-8秒呼気)を数回行う

・思考の整理

 📓 不安・課題・対処の三列メモで頭の中を整理
 ✅ TODOは最小ステップに分割

・境界線の設定

 📵 勤務時間外の通知オフ
 📩 返信は翌営業日にする


6. 心療内科で受けられる診療とサポート🏥

・丁寧な問診で症状と生活背景を整理
・必要最小限の薬物療法から開始
・睡眠・運動・栄養・業務調整のアドバイス
・診断書や休職・時短・配置換え等の書類作成
・再発予防と復職後フォロー


7. 職場への相談・配慮の求め方💬

・伝える順番と範囲

信頼できる上長や人事に、症状と業務影響を簡潔に共有。
医師の所見を添えると合意形成が進みます。

・調整の具体例

🕰 始業時刻の一時調整
📉 段階的な業務復帰プラン
🏠 作業環境や在宅勤務の併用

・避けたい落とし穴

「気合いで解決」アプローチの長期化
完全休業かフル稼働かの極端な対応
相談窓口が増えすぎて情報が分散


8. 受診の目安とタイミング⏳

・不眠・食欲低下・強い不安や抑うつが2週間以上続く
・通勤・勤務を繰り返し欠勤、能率の著しい低下
・動悸・息苦しさ・めまいが繰り返し出て内科で異常なし
・「いなくなりたい」という思いが出る


9. ココロセラピークリニックの特徴🌸

・転職・異動に伴う不調(適応障害・うつ・不安・不眠)の相談実績多数
・オンライン診療対応、駅近で通院しやすい
・自立支援医療制度など費用面のサポートも案内
・薬だけに頼らない生活・環境調整重視の診療


10. まとめ📝

転職・異動後の体調不良は珍しいことではありません。
適切なセルフケアと職場調整、心療内科でのサポートによって改善は十分可能です。

頑張り続ける前に、一度立ち止まり、今の状態を言葉にしてみてください。
横浜・関内・馬車道エリアで心療内科をお探しなら、ココロセラピークリニックへご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME